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この1年間を簡単に整理したい。2010年度は部活の幹事を務めた。幹事になってまもなく訪れる春合宿での講師とのトラブル、それに続く金銭問題により講師の人とはバンドから距離をおかせてもらうようお願いをした。周りからの後押しも少なからずあったが結果的に自分の独断で決定したこと。講師を切ったことで、今までその人に頼り切りだったうちのバンドは一時的に路頭に迷うことになった。

バンドメンバーからは批難されたし聞きたくない陰口も沢山はいってくる。ブログとかに書いちゃったらあげられた情報は中々消えないしね。削除されてもそれを見つけちゃう俺も俺なんだが。一方、批難以外にもありがとうと感謝の言葉をもらったりもしたし実際そっちの声の方が大きかったのかも知れない。でも今になってはどっちが正しいとか誰が悪いとか責任は何処にあるとか考えるのは不毛。反省はするけどさ。新しい年になって、今はみんなが先に向って歩みだしてる。

一年間の中で毎日離れなかったのはプレッシャーと忙しさの2つ。もともとキャパもそんなにないのだろう。去年の今よりもう少しあとの時期にオーディションで落ちて、周りからの不満が一層大きくなった頃だ。この辺のことについて書きだしたら切りがないので事実だけ。オーディションで同期のメンバーに負けてしまった。

音楽の世界って過酷だ。その環境で必要とされる根本的なものが否定されてしまって、さらに不満の的だった俺を下ろす話も何度かあがっていた。辞めさせる話もあった。沢山の人がお前を恨んでると脅され潰れそうになった。それらを聞くたびに辛かったけど相談できる相手はいなかった。

閑話休題。そんなこんなありながら1年が過ぎて、再びオーディションがやってきた。ドラマーの席は常に一つしかない。去年も今年も、その席に乗りたい人が2人いるという状況。どちらか1人は諦めなくていけないんだ。

俺は今年で最終学年だから就職活動もしなくちゃいけない。だけど今までどおり音楽も続けていきたい。我慢するのが下手だと思うし、自分の悪いところでもある。まぁたんに音楽が好きなだけなら他所でもバンド組んでるからそっちを頑張ればいい話なんだけど、自分にとって一番大切なものは4年目を迎えた今も決して揺るがなかったし、むしろ日に日に想う気持ちは強くなっていたと思う。人を好きになることが大好きなんだ。嫌うのってすごいエネルギー使うから省エネでいきたいね。*1

今回のオーディションで負けることは就職活動に専念することを意味するのかも知れない。バンドに貢献したくても肝心の演奏力で必要とされないんじゃ、もう仕方ないよな。責任を負えない立場の人間になったら余計な口をはさむべきではない。

正直いまはオーディションが怖くて怖くて仕方ない*2。でもこんなことmixiじゃ絶対に書けない*3。以前ならtwitterに投げたけど今じゃtwitterも知り合いばかりだしね。直前に余計なストレスを掛けたら失礼だしフェアじゃない。でも自分の気持ちを吐き出せなくて涙もとまらないんだよね、ほんと気持ち悪いなー。笑

みんなと離れたくないなぁ…


追記:俺はこの部活に入って良かったと心底思ってるし、先輩同期後輩みんなに出会えたことに感謝しています。溜まってたものが吐き出せたので落ち着いて自分と向き合ってきます。では


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*1:でもその理由じゃ理由になってないと読み直して思う

*2:決して努力してこなかった訳じゃないけど努力するベクトルを定めるのが下手だったのは反省。ただ絶対にセンスがないの一言だけで済ましたくない。

*3:遅かれ早かれでもここに書く分まだマシだと思ってる