東京経済大学 Swing Echoes Orchestra

なんか20年かそれくらい前に、何かの音楽雑誌で紹介されてたウチのバンドの紹介文を引用。

 コンテストに出るくらいなら他の大学とジョイントをやった方がいい、と今時珍しいポリシーを持っているバンドである。とにかく自分たちが動こう、自分たちでイヴェントをやろう、というわけである。その活動結果が右ページの「バンドの1年間」なる表である。「とにかく他の大学との交流が盛んです。これがウチのバンドのセールス・ポイントでしょうね」
 昨年は名古屋にまで出かけ、これまで同じ名古屋にありながらジョイントをしたことがなかったという5バンドを集めコンサートを催した。定期的に行われるフォー・ブラザーズ・ビッグ・バンド・コンサート(国際商科大学サウンド・メッセージ・フリー・バンド、東洋大学グルーヴィ・サウンズ・ジャズ・オーケストラ、日本医科大学ミッドナイト・サウンド・ジャズ・オーケストラ)を始め他校の学園祭にも積極的に参加、八王子の銀杏祭などにも顔を出している。平均すると月に1回はステージをこなしているということで、これはプロも顔負け(?)。
 またこのバンドには他校にはない譜面があるのが特徴。かつてハイソなどの譜面を手書きでコピーしたものが今も数多く残っていて、今は他大学からも重宝されているのである。特にベイシーものはバッチリ揃っているので、もし楽器店などでも見つからなかったバンドはスウィング・エコーズとコンタクトをとってみては。
 さて、このバンドの音の話をすると、伝統的な4ビートが中心で、去年はサド・メルや秋吉敏子にも取り組んだが、やはりベイシーが多いという。おもしろいのはステージで、ノリ始めるとステージをおりてソロを熱演することもあるという。練習時間が他サークルとの関係で昼ごろに集中してみんな集まらないのが悩み、ということだが、昨年は渡辺貞夫のクリニックも受けたりして、着々とその力を蓄えているのである。

昔は練習時間で辛い面があったようだけど、今よりも活動的で遠征が本当に多かったらしい。先輩談。